リウマチと不妊でお悩み方

リウマチの方で不妊でお悩みの方はご相談ください

リウマチの発病年齢は30~40代に多く、これは不妊治療を開始される方の年齢とほぼ同じです。

そのため、当院のリウマチの患者さんの中には不妊症でお悩みの方もおります。

当院では、リウマチの鍼灸治療と同時に不妊鍼灸も行っております。

リウマチを発病されている方で、不妊でお悩みの方はご相談ください。

レーザー治療を同時に行います

不妊鍼灸では低出力レーザーも行います。

当院の不妊治療で使用されてるレーザー治療器は、スーパーライザーとよばれる低出力レーザーです。

近年では不妊治療を行う高度生殖医療の専門医療機関、不妊鍼灸治療を専門とする院にも導入が進んでいる機器です。

星状神経節へレーザー照射することにより交感神経系の興奮を抑えたり、脳下垂体より分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)等のホルモン分泌バランスを整えることが期待されています。

不妊とは?リウマチの不妊の割合は?

1年以上妊娠することができない状態を「不妊」といい、一般の場合9~20%の方が該当します。

妊孕性(妊娠するための力)は22歳をピークに下がり, 35歳を過ぎると急激に低下します。したがって, 早めに妊娠計画を立てることが大切です。

リウマチの女性では, 約25~40%の方が不妊で悩まれています。

特に活動期で腫れや痛みが強く, 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs) やプレドニゾロン(プレドニン®) 7.5mg/日以上を内服している場合,不妊傾向にあると言われています。

リウマチは子供に遺伝するのか?

リウマチの病因の1つに遺伝的要因があります。両親にリウマチの患者がいる場合,その発病率は一般の発病率の10倍になります。

そのため、子供に遺伝するのではないかと不安になる方も多いですが、リウマチは,疾患感受性に影響する遺伝子と、喫煙などの環境要因が相互に作用することで発病すると考えられています。

遺伝子を保有することがすなわち発症に直結するとは限りません。

妊娠を計画する前に中止しておく薬

妊娠を希望されている方は、処方されている薬については主治医の指導に従ってください。

一般的には、MTX(リウマトレックス)は妊娠を希望されている方は3ヶ月中止する必要があります。

・MTX (リウマトレックスなど), レフルノミド (アラバ)

・ MTX (リウマトレックス ® など)

【女性 】

MTX には催奇形性があるため, 服用中の女性では, 最終投与から少なくとも1回の月経を確認するまでは避妊するよう指導されます。

【男性】

MTXを服用中の男性については,妊娠を計画する3カ月前の中止が推奨されているが、エビデンスが乏しいのが現状です。

【海外の研究】
パリ, ドイツ, ノルウェーにおける調査で,、妊娠前3カ月以内にMTXを使用した男性との妊娠例(42例 (7.5~30mg/ 週)、113例 (0.6~30mg/週)、49例 (12.5~20mg/ 週) において,、児の先天異常のリスクは増加しておらず、 3カ月間の休薬が妥当かどうかさらなる検討が必要であるとの報告があります。

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