新規のリウマチでお悩みの方、お2人が新規で来院。どちらも方も生物学的製剤を使用してるが、今ひとつ効果がないとのこと。
この場合、だいたい理由は2つ。
1,「薬だけ飲んでいたら、普通によくなると考えていた」
2,「痛いから、動かさないようにしていた」
リウマチに限らずどんな薬でもいえることですが、薬は治すものではありません。症状を抑えるものです。抑えることばかり行っていれば、いつか効果はなくなります。
体の血流は低下しますし、内臓も弱ります。ここを調整していれば、副作用もなく、少ない薬の量で最大限の効果を発揮することができます。
薬が効かなくなってきた、という方は、ここを考え、対応すればまた薬は効き出します。ぼくは鍼灸師なので鍼治療で薬の効き目を高めることを行なっていますが、鍼治療もただやればよいというものでもなく、正しい刺激でただしポイントに鍼をしなければ効果は期待できません。
もしお困りおの方がおられましたら、当院までお問い合わせください。
そもそも薬とは何か考えよう
薬は毒です。毒を薄めたもが薬です。生体に何らかの作用を及ぼす化合物の中で、よくない影響を与えるものが「毒」であり、良い働きをする場合を「薬」と呼んでいるだけのことです。つまり、毒と薬は表裏一体で、同じものです。
そんなものを長い期間使用すればどうなるのか?誰でも思いますよね。
徐々に体に負担がかかり、副作用もでてきます。胃腸にも負担がかかり、体が薬を吸収にしなくなります。また、体の新陳代謝も低下して、薬が全身に巡らなくなります。そうすれば、薬の効果は落ちます。
誤解が多いのですが、ぼくは薬は必要なものであると考えていますし、西洋医学も否定はしません。薬だけに頼っていてはいつか薬の効果は落ちますよと、説明しています。
ただ受け身で何も考えず薬を飲めばよいという考えは危険だと思います。特にリウマチのように難病といわれる病気ならなおさらです。
痛いからといって、関節を動かさなければ関節の動きはますます悪くなり、痛みは強くなります。こちらは動かし方というものがありますが、文字では説明が難しいという問題があります。
今回、新規の方たちも、薬が効きやすい体にして、正しい関節運動などを教えるだけで、腫れや痛みがいっきに下がりました。
リウマチは昔と違って、いい薬もでてきています。いい薬、切れ味がよいというももは、自分の体も傷つけてしまう可能性ももっています。薬だけにたよらず、何からだの治癒能力も高めることも同時に行えば、よくなります。
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